出産の準備をするにはお金が必要ですが、なんと言っても、「分娩・入院費」の費用がもっとも大きなウェイトを占めるのではないでしょうか?
この費用は、施設や地域、あるいは大部屋か個室かによってもかなりの違いがあります。だいたいの平均的な相場は、30〜40万円といったところ。
ちなみに、「ブランド産院」と呼ばれる有名産院では、平均的な病院の2〜3倍程度の費用がかかります。比較的安いのは、アットホームな助産院での出産。20〜30万円程度の費用ですむところが多いようです。
このように、赤ちゃんの出産にはお金が必要ですが、出産で戻ってくるお金もあります。
出産育児一時金
●一児につき35万円支給※
妊娠85日(12週)を過ぎて出産した場合には、健康保険から出産一時金と支給されます。
※H18年途中から35万円に引き上げられました。
この金額については、加入している健康保険によって多少の違いはあるようですが、一般的には、国保でも社会保険でも35万円程度支給されるパターンが多いようです(双子であれば70万円になる)。
申請できる期間は、出産日から2年間。この期間に手続きを怠ると、支給額は減ってしまうので注意してください。
自分自身が会社員で扶養に入っていなかった場合、自分の加入している会社の健康保険から、支給されます。
退職した人でも、資格喪失の前日(=退職日)まで継続して1年以上の被保険者期間があれば、退職後6か月以内の出産について一時金は受けられます。
普通の結婚でも、私生児でも、妊娠84日(3ケ月)以後なら流産・死産・中絶でも、扱いは同じです。
妊娠し出産したという事実さえあれば、社会的な事情は関係ありません。
産後すぐに、申請用紙に必要事項を医師に書いてもらって、会社の健康保険組合に申請してください。
この出産一時金は妊娠4ヶ月以降の流産や死産したときでも、同じ金額を受け取ることができます。
●家族出産一時金
もしあなたが、家族の扶養に入っている場合は、その加入している健康保険から支給されます。
金額は出産一時金と同じです。いずれか一方の選択となります。