妊娠中は体重管理が大事!急な増加は妊娠線の原因に

妊娠線や妊娠中の体重管理、産後の体形を元(産前)に戻すポイントなど

母体と赤ちゃんに必要な妊娠中の食事、栄養管理の基本ポイント

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体重管理の目安
 妊娠中の体重管理は大変重要です。妊娠中に太りすぎると難産や妊娠中毒症、糖尿病を起こしやすくなるなどさまざまなデメリットがあります。体重管理は妊娠前の体重ではなく、妊娠16週目の体重を基準に管理します。それは妊娠初期につわりで体重が減少する場合があるからです。
 赤ちゃんの体重は出産時には約3kgですが、羊水や胎盤を含めるとおよそ4kgになります。母親の体重は子宮や乳房、血液中の水分増加で約4kgは自然に増加します。よって、出産までの体重増加は8kgまでに抑えるのが理想です。もし11kg以上の体重が増加すると赤ちゃんが巨大児となる確率も高まり、妊娠前の体型に戻すことも難しくなります。

妊娠線について
 一度に3kg〜5kgと体重が増加すると妊娠線の原因となります。妊娠線は皮下組織が引き裂かれ皮下出血が起きるためにできます。皮下脂肪がつきやすい部分に出来やすくお腹やおっぱいの上、お尻や太ももにも出来ることがあります。一度出来るともう消えることはありません。
 妊娠線が出来やすい時期は28週から32週で、体重の増加が1週間に500g以下であれば妊娠線は出来ないでしょう。腹帯やマタニティコルセットは妊娠線を防ぐ効果や腰痛の予防にもなりますので苦しくなければ利用してみましょう。

肥満を防ぐ工夫
 肥満を防ぐためには動物性脂肪や糖分を少なめにすると良いでしょう。魚は白身魚、肉は赤身や鶏肉を食べるようにし、バターの代わりに植物性マーガリンを使うなどの工夫をします。ただし牛乳や卵、マヨネーズの脂肪は動物性ですが大丈夫です。間食類のお菓子は洋菓子、スナック菓子を控え、かぼちゃやいもなど自然のものをとるようにします。清涼飲料水も糖分が多いので飲む量には注意が必要です。
 献立を考えるときには糖尿病患者用のメニューを参考にしても良いでしょう。糖尿病患者のメニューはエネルギーが低く薄味の料理となっています。宅配食の糖尿病メニューもありますので利用してみるのも良いかもしれません。
その他、満腹感を感じるために食事に時間をかけたり、皮下脂肪をつきにくくするため、食事の1回の量を減らして回数を増やすなどの工夫も大切です。もちろん適度な運動も欠かせません。家事や疲れない程度に歩くことなどもしましょう。

出産前の体型に戻す
 妊娠前の体型に戻すためには出産後3か月で戻すのが理想です。産後はお腹の筋肉がゆるむので体脂肪がつきやすい時期です。出産翌日から少しずつ軽い運動を始めましょう。これは体型を戻すだけではなく尿漏れを防ぐ効果もあります。


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